こんにちは。Story's代表の佐藤です。
本日は、IT未経験からでもスタートできる職種 についてご説明していきます。
今回も私の数十年のIT経験を元に話していきます。
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PMOとは
IT未経験からでもスタートしやすい職種は「PMO」です。
PMOは、プロジェクトマネジメントオフィスの略です。プロジェクトマネジメント、プロジェクトマネージャーと言われる職種があるのですが、その補佐をPMOがやることが多いです。
意外と知られてないのですが、このPMOも大きく分けて3つあります。
PMOは、「事務系」、「管理系」、「ディレクター系」に大きく分かれます。
1. 事務系PMO
事務系PMOだと基本的には一般の事務職とやることはほとんど同じです。
システム開発プロジェクトにおける事務系の作業をお手伝いするという様なイメージです。
2.管理系PMO
システム開発プロジェクトは、進捗管理やスケジュール管理、品質管理課題管理などのマネジメント業務が色々あると思います。
管理系PMOは、それらのマネジメントを行うものです。
進捗管理であれば、WBSや課題管理表などがあったりします。
ここで品質管理の話がよく出てきて、品質管理のためには、「ドキュメントレビューをどうやってやってくのか」「レビューに対してタスクが出てくるので、そのタスクの進捗状況はどうなのか」といったことを取りまとめていくものとなります。
3.ディレクター系PMO
ディレクターという職種は、例えば要件定義だったり、仕様を検討して、基本設計を行ったりといった所謂、要件と仕様を調整していくポジションです。
そのディレクターの補佐を行うというのがディレクター系PMOです。
なので、かなり多くのスキルが必要となってきます。
PMOのキャリアプラン
このPMOが大きく3つになった時にも、事務系PMOよりも管理系PMO、管理系PMOよりもディレクター系PMOのほうが単価は上がる傾向が強いと思います。
なので、最初に未経験からPMOとしてスタートする場合のおすすめは、上記1、2、3の順番でいくことで、キャリアアップも望みやすいと思います。
もし何か興味がありましたら、弊社ではPMOのキャリア無料相談サービスやトレーニングも行っておりますのでそういったところも見ていただければと思います。
PMOがなぜ必要なのか?
最後にそもそもPMOは何故必要なのかを紹介します。
システム開発プロジェクトって規模が大きいことが多いです。
そうなると、PMにかかる負荷が物凄く大きくなってしまって、そちらを補佐する役割も必要という背景からできたポジションなのでPMOは必要とされています。
今システム開発のプロジェクト、大きいプロジェクトでもいくらPMO案件は出てきていますので、PMOの職はこれからも継続して案件はあると考えています。
なので、「未経験でこれからどうしようか。でも、ITスキルを身につけてみたい!」っていう方は、是非PMOについてもご検討して頂けたらいいのかなと思います。