佐藤:本日はIT業界のフリーランスのSES事業をされているYAKUDOの代表取締役、及川さんをお招きしてIT業界フリーランスの変遷についてご紹介していきたいと思います。それでは及川さんよろしくお願いいたします。
及川:よろしくお願いします。
佐藤:ではまず最初に及川さん、簡単な自己紹介をしていただいてもよろしいですか。
及川:私、株式会社YAKUDOの及川と申します。
バックグランドとしてはずっと営業畑でやらせていただいておりまして、新卒で就職した商社で営業をやらせていただいたんですけれども、約3年目の頃にこのIT業界のエンジニアの紹介派遣という分野に転職させていただきました。
で、前職は上場していた企業なんですけれども、2018年からフリーランスの営業マンになりまして、2019年8月に会社を立ち上げさせていただいた形になっております。
佐藤:ありがとうございます。SES業界、IT業界のITフリーランス向けの人材紹介というものになると思うんですけど、そのSES業界でなぜ起業したかというところをお聞かせしてもらってもいいですか。
及川:私がこの業界に入ってきたのが2014年になるんですが、まだまだフリーランスというのも定着がしていない時期だったんですよね。
佐藤:そうですよね、その時期。
及川:多分佐藤さんも。
佐藤:私も2015年にフリーランスになったので、まだまだだったんですよその当時。
今でこそフリーランスって一般的っていうか、世の中に浸透しているじゃないですか。
でも当時ってやっぱりフリーランスって怪しいとか、本当に大丈夫なのみたいな事あったじゃないですか、実際。
及川:ありましたありました。
佐藤:やっぱりクライアント企業さんと直でやりとりされてるから多分そういうの結構言われてましたよね、きっと。
及川:そうですね。その当時はまだフリーランスが定着していない分、やはり懸念が結構多かったです。
加えてですね、まだ今でこそWEB系の企業さんもITベンチャーさんとか、スタートアップっていうところも今かなり多いんですけど、その当時はまだまだ少なかったっていうところもあって、結構お堅い機関系のシステムの開発が多かったので、そこでフリーランスの方を使うっていうところに抵抗があったのは正直なところです。
佐藤:はい。
及川:その中でやはりプロ意識で、フリーランスになっている人も多かったんですけども、徐々にフリーランスという働き方が浸透してきてですね、やはり若い子でもすぐになれるという時代になってきています。
そんな中でもう誰でもなれるような認識になってきている部分があるので、何も考えずにフリーランスになる方も多くなってきています。
なので、そこをキャリアと共にしっかりとご支援ができるようにしていきたいなという思いから立ち上げさせていただいた、という経緯になっています。
佐藤:ありがとうございます。簡単な業界の変遷というところでお話をお聞かせいただいたんですが、次は実際にITフリーランスとして必要なスキルだったりどういうキャリアパスを通っていくと、40代50代になってもさらにその先でも通用していくか、さらにはお金面っていうところもお聞かせしてもらえたらなと思います。